クリアポロン イボコロリ

クリアポロン イボコロリとの違いは?

 


(画像は横山製薬のHPより)

 

イボコロリは大正8年から横山製薬が販売している超ロングセラー商品です。

 

その名の通りイボの為の医薬品ですが、「タコ」や「魚の目」にも効果があります。

 

有効成分「サリチル酸」が皮膚の角質を軟化させ、その角質を腐食させます。

 

サリチル酸が患部に塗布されると、皮膚の奥深くまで薬剤が浸透し、皮膚の下では細胞分裂が活発になり新しい皮膚が下からどんどんイボを押し上げていきます。

 

そして最終的に、イボが皮膚から取れるという仕組みです。

 

薬機法(旧薬事法)には医薬品、医薬部外品、化粧品という分類があります。クリアポロンはそのうち化粧品という扱い。作用がおだやかで副作用がないことが特長です。

 

★使えるイボと使えないイボがある

 

イボコロリは、イボならどんなイボにでも使えるかというと、そうではありません。

 

イボができる原因は大きく分けて、「ウイルス性」「加齢性」かで異なります。

 

イボコロリを含めサリチル酸含有の医薬品は、ウイルス性のイボにしか効果がありません。

 

ウイルス性のものには、手や足など外傷のできやすい部位にできる「尋常性疣贅(ゆうぜい)」、水虫と同じ感染経路でできる「足底疣贅(ゆうぜい)」、青年期に手の甲だけでなく顔面や首にもできる「青年性扁平イボ」、陰部に感染する「尖形コンジローム」があります。

 

また、ウイルス性のイボでも、できる場所によっては使えない場合があります。

 

サリチル酸は刺激が強い成分なため、皮膚の薄い場所(顔・首)や粘膜付近(陰部・肛門付近)には使えません。

 

当然、加齢とともにできる「老人性イボ」は、主に顔や首回りなど皮脂腺の多い皮膚の薄い場所にできるため、イボコロリの適応外です。

 

首イボとは、「老人性イボ」にあたります。

 

これは「非感染性」と言われるタイプのイボです。

 

厚く丈夫な脚かかとやつま先の皮膚に比べると首、顔、胸元の皮膚は薄くとてもデリケートです。

 

そんなデリケートな部位に強力な酸を使うと、イボを取りのぞくどころか更に大きな傷をつくってしまう危険があります。

 

「イボなんてどれも同じでしょー?」と安易に考えないようにしましょう。

 

元々足のイボやタコを取り除く貼り薬タイプのものは、足のイボひとつに対して一枚の効果なので、無数に発生した首イボをこれで取り除くことはかなり効率が悪い治療となってしまいます。

 

勿論安全の為に、絶対に首イボにサリチル酸の薬を使わない様にしてください。

 

さらに、ウイルス性の「水イボ」と呼ばれる柔らかいイボは、角質を柔らかくすることで治すイボコロリとは合わないため使用できません。

 

また、1ヵ所に集中してできているイボにイボコロリを塗布するのは、刺激が強すぎます。

 

「手や足に1つだけできた、ウイルス性の硬いイボにだけ使える」と覚えておきましょう。

 

サリチル酸含有の医薬品であるイボコロリは、ウイルス性のイボにしか効果がありませんし、サリチル酸は刺激が強い成分なため、皮膚の薄い場所(顔・首)には使えません。

 

いかがでしたか?

 

長い歴史を持つ「イボコロリ」ですが、残念ながら首イボの治療に使うには強すぎる医薬品です。

 

しかし魚の目やタコなど、硬い表皮で覆われたイボに対してはとても有効なお薬なので、使い方さえ間違えなければ心強い味方ですね。

 

何度も言いますが、決して首や顔には使用しないでください。